こんにちは☆
フェイシャルサロンを経営しているtamaです☆
最近読んだ「嫌われる勇気」
とても勉強になったので
その中の一つの「課題の分離」について
要約したものを載せておきます☆
対人関係で悩んだ時思い出してみてね♪
アドラー心理学の核心にある「課題の分離」は、人間関係の悩みを解消し、より自由で幸福な生き方を可能にする重要な考え方です。
この概念を掘り下げて解説します☆
1. 課題の分離とは?
- 「課題」とは、人が向き合うべき問題や責任のことです。
- 例:進学先の選択、仕事の成績、他人の感情など。
- 課題の分離とは、「これは誰の課題か」を明確にし、自分の課題に専念し、他人の課題には干渉しないという考え方です。
2. 課題の見分け方
- 判断基準は、「その結果を引き受けるのは誰か?」という問いです。
- 自分が結果を引き受けるなら「自分の課題」。
- 他人が結果を引き受けるなら「他人の課題」。
例1:他人の評価
- 他人の課題:他人が自分をどう評価するかは、他人の感じ方や考え方に基づくため、自分がコントロールできる領域ではない。
- 自分の課題:自分がどう行動し、どんな価値観で生きるかは、自分が決定し引き受けるべきこと。
例2:子どもの進路選択
- 子どもの課題:どの進路を選ぶか、その結果責任を引き受けるのは子ども自身。
- 親の課題:子どもに十分な情報や環境を与えること。
3. 他者の課題に介入するとどうなるか
- 他者の課題に踏み込むと、依存関係や対立が生まれ、人間関係が悪化します。
- 例:「あなたのためを思って」と過剰に口出しすると、相手の自主性が奪われ反発される。
- また、他人の課題をコントロールしようとすることで、自分自身がストレスを抱え込む結果になります。
4. 自分の課題に集中する
- 他人にどう思われるかや他人をどう変えたいかという悩みは、課題の分離ができていない状態です。
- 課題を分離し、自分の選択や行動に集中することで、自由で前向きな行動が可能になります。
5. 他者の課題を尊重する
- 他人の課題に干渉せず、その人の選択を尊重することが重要です。
- 「見守る」というスタンスを持ち、必要なときにサポートすることで、対等で健全な関係を築けます。
例:友人の恋愛相談
- 友人が恋愛で悩んでいる場合、アドバイスを求められたら意見を述べることは良いですが、相手の最終決定に干渉してはいけません。
- 友人の選択を信じ、結果を引き受けるのは友人自身だと認識することが大切です。
6. 「嫌われる勇気」との関係
- 他者の課題に踏み込まないことは、「他人に嫌われる可能性を受け入れる勇気」を持つことでもあります。
- 例:自分がやりたいことを選んだ結果、他人から否定されたとしても、それは他人の課題であり、自分の価値を否定するものではない。
7. 課題の分離を実践する方法
- 自問する:「この問題の結果を引き受けるのは誰か?」
- 線引きをする:自分の課題に集中し、他人の課題には必要以上に関与しない。
- 見守る:他人が課題に向き合う過程を尊重し、必要なら支援を提供する。
- 嫌われることを恐れない:課題を分離する過程で、他人から批判されることを受け入れる。
この考え方を意識的に思い出すようにすると
他人の言動に一喜一憂することも減っていきます♪
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